2016年10月14日

金継ぎ

小鹿田焼きの割れたお皿を持って、修理依頼に工房へ駆け込んでいらした
お客さん。漆を使った本式の金継ぎは出来ないので、お断りしたのですが、
お話をお聞きすると、思い出のあるお皿とのこと。
買い替えた方が経済的ですが、「思い出」は買えませんものね。
接着剤を使用した金継ぎ修理を、御請けしました。
ゆっくり乾かして、これから、仕上げの金を施す作業です。

複雑に割れていたので、ここまでの
接着作業に思いのほか時間がかかりました。